犬も排せつをしますので、トイレのしつけが必要になります。その際に必要なのは、トイレトレー、重要なのがトイレ用のゲージ、おしっこマットの3種類です。トイレを習慣化させる時の注意点としては、犬のトイレトレーニングには時間要するため、焦らないことが挙げられます。

そして、普段の生活の中でも次第に上手にできるようになっていきますし、寝る場所とトイレの場所を区別する点も大事です。まずは、犬がトイレをする様子を観察することから始めます。

臭いを嗅ぎ始めたり、そわそわとしてくる、部屋の中を歩き回り始める、ケージの中で鳴くようになるなど、様々なきっかけが見られるのではないでしょうか。犬によっては、それぞれの癖というものがあるかもしれないので、愛犬のトイレの仕草について把握しておくのもポイントなのです。

食後などは、トイレケージに連れて行くのも手段です。子犬だと自身の寝床には排せつをしたがらないこともあり、くんくんと泣き出すケースも少なくありません。室内犬の場合は、そわそわしてきてくんくんと泣き始めます。

それからトイレケージに連れていきます。この繰り返しで、覚えさせるのです。また、食後にトイレケージに連れていき、用を済ませたならケージから出してあげて遊ばせ、ご褒美をあげます。

屋外で飼っている犬では、そわそわして土を掘るなどといった行動をとることがあります。トイレは家でするというなら、トイレケージに連れて行きましょう。そして、済んだならご褒美として散歩に行きます。

外でトイレをするなら、散歩に出かけて外で用を済ませるようにして、飼い主が排せつ物を持ち帰る手段があります。いつも同じ場所でするようにしていき、それができたなら褒めてあげてください。

室内犬であれば、しつけが良すぎるとかえって外でトイレができないという犬もいます。それを防ぐために、『トイレをしてもいいよ』という命令も覚えさせてあげるのも手段です。犬のトイレを簡単に処理するなら、トイレットペーパーに包み袋に入れて、家に到着してからトイレットペーパーごとトイレに流すようにします。

室内で粗相をしてしまったとしても、トイレットペーパーで拭くなどすると処理が簡単です。子犬のトイレのしつけは3ヶ月くらいから行います。また、トイレシーツは綺麗にしておくことにより、足が汚れませんし衛生的にも適しています。

トイレシーツは、沢山広く敷いておくのはいけません。徐々に狭い範囲でもできるようにしていきましょう。さらに、犬の足が汚れないような工夫も覚えておくと便利です。天ぷらを揚げる際に使う油切りを、トイレケージのマットの上に敷いておくのです。

そうすることで、直にマットに足が触れませんしあまり汚れなくなります。また、子犬は水を飲んだ場合や食事をした場合、起きた時にもトイレケージに連れて行き、習慣化させてあげるのが望ましいのです。

しっかりと訓練がされている犬になると、『トイレ』というだけで自らトイレにいくようになります。