犬に噛み癖が生じることがあります。犬側としても、単に噛んでいるわけではなく理由があるものです。そして、私達は甘噛みと本気噛みの2パターンがある点も知っておく必要があります。

子犬が甘噛みをするのは可愛く感じられることもありますが、あまり良い癖というわけではないのです。なので、子どもの頃からしつけをしてあげるのが大事ですし、今の段階で噛む癖があるなら、ドッグトレーナーに見てもらうなどといった手段も有効です。

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まず、甘噛みというのは子犬や犬が甘えたようにして噛む行動を言います。子犬同士で遊ぶ際や、親と遊ぶ際に良くじゃれつく行動が見られます。犬にしてみれば、これも立派な訓練の一環となっています。

これは、犬の習性として狩りの訓練となっているのです。そこで、人間と触れ合う際には『噛む』と言うこと以外の手段を講じるのがベストです。甘噛みするのを許しておくのは、犬のしつけ上は良くありません。

また、本気噛みというのもあります。犬種によっては、噛む傾向の強い本能を備えている種類もあります。愛玩犬のように見える、可愛いトイプードルも実を言うと血筋は猟犬だというのをご存知でしょうか。

それに、日本犬なども元は狩猟犬が多いこともあり、しっかりと噛み癖に関するトレーニングをする必要があるのです。犬が噛む心理としては、何か止めて欲しいことがあった場合に、それを示すために噛むケースもあります。

そして、人間が避けようとしなかったからと言う理由や、噛まれたから反射的と言った感覚で噛んでしまうパターンもあります。なので、いつ噛まれるかもわかりませんし、小さな子どもや小型犬等を闘犬種などの傍に行かせないのが得策です。

闘犬種は闘う本能があり、狩りをする能力を備えています。飼い主がしっかりとトレーニングをしていたとしても、何かのきっかけで噛んでしまう可能性もあるかもしれないのです。

例としては、狩猟犬であるブルテリアに小型犬が近づいたところ、大きな怪我をしてしまったということもあります。この事故が起きたのは、小型犬の飼い主が軽はずみにブルテリアに近づけたのが原因でした。

こうしたことのない様に、犬の性質を理解してコミュニケーションを上手にできるようにする点が求められます。子犬が甘噛みをする理由としては、他の子犬や親犬に甘噛みをして遊んできたという点が挙げられます。

そうして、人間に対してもやっていいことであると思っている可能性があります。しかし、甘噛みをそのまま許してはいけないのです。甘噛みを治すには、噛まれた際に大きな声で『痛い!』と叫ぶ手段があります。

表情も怒っていると犬にもわかるようにしましょう。それから遊ぶのを中断します。そうすると、子犬は驚きますので、これを繰り返していき噛むと遊んでもらえなくなるという点を学習します。

また、手を噛まれたなら『痛い!』と言って代わりとしておもちゃを口に咥えさせるのです。それによって、犬も何が噛んで良いものかそうでないものなのかを理解していけます。